昨日のブログで、『月の光~ドビュッシーによるメルヘンの世界』について書き、冨田勲さんのシンセサイザー・アーティストの部分について光をあてました。
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 今日は、その関連で、作編曲家である冨田勲(1932年4月22日~2016年5月5日)さんの曲を集めたアルバムについて書きます。
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 作曲家としての冨田勲さんの全てがわかると言っていいほどのアルバムは、アルバムの冒頭にホルンが勇壮に奏でるメロディーで始まる「新日本紀行[オープニング・テーマ~祭りの笛]」です。クラベスが音楽の流れの中にアクセントを加えて実に効果的です。センスの良さに感服です。
2曲目の「ジャングル大帝[オープニング・テーマ~ジャングル王パンジャの出]」は、懐かしいアニメを思い出させてくれます。深く呼吸するメロディはジャングルの自然を彷彿とさせてくれます。
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3曲、10曲~13曲目は、NHK大河ドラマのテーマ曲で、合唱(東京混声合唱団)が加わっていて(10曲目を除く)、スケールが大きい音楽となっています。琵琶の音色が11曲目の「天と地と」で色彩感を豊かにしています。この他にも素晴らしい曲が、収録されています。このCDアルバムを聴き終えて、NHK大河ドラマのテーマ曲で、吹奏楽コンサートを行っても十分楽しめるコンサートになるのではと確信しました。
 さらにもう一枚、冨田勲さんの集大成と言えるライブ録音について書きます。『冨田勲 イーハトーブ交響曲』と題されたCDアルバムです。
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CDの帯『冨田勲、畢生の大作がヴェールを脱ぐ-300人におよぶ大管弦楽団と合唱団が~(中略)~冨田が長年夢見てきた「機械が歌う」。世界中で人気を博すミクが、冨田の託した夢を具現化し、唯一無二の歌声を降臨させます。オーケストラ作曲家、冨田勲。そして、シンセサイザー=電子音楽の世界的アーティスト、TOMITA。半世紀のときを経て育まれた2対の対流が、この交響曲で合流・昇華する!』と書かれていて、聴く気持ちを掻き立ててくれます。
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『注文の多い料理店』で、初音ミクが、「あたしは初音ミク かりそめのボディ~(略)~パソコンの中からは 出られないミク 出られない~」とうたっています。
ライブ録音で、アンコール(リボンの騎士、青い地球は誰のもの)まで収録されています。